間違いかどうかは一概には言えない

バイト敬語とは、主に接客業のアルバイトの場でよく使われる特徴的な言葉遣いを指すものである。
間違った敬語という認識をもたれることも多いのだが、一概に間違っているとは言い切れないなど、様々な説がある。
しかし、その言葉遣いを不快に感じるという意見は少なからず存在するため、職場で定められていないのであれば普段は極力使わない方が無難である。
代表的なものとしては「よろしかったですか」「から」「の方」「なります」といったものがある。
それぞれ、「ご注文は以上でよろしかったですか」「1万円からお預かりします」「ご注文の商品の方になります」といった使われ方の実例がある。
これらの言葉は、「ご注文を以上でよろしいでしょうか」「1万円お預かりします」「ご注文の商品でございます」というような言い回しに言い換え可能である。
こうした言い回しとバイト敬語の大きな違いは、言い回し後の方が断定的なニュアンスが強く、バイト敬語は曖昧・漠然とした部分が多い。
この曖昧さや漠然とした感じが、人によってはもどかしく、不快に感じる一因になっている。
ただ、こうした曖昧・漠然といったいわゆる「ゆるい」言い回しは、古くからの日本語にある柔らかさや相手のことを気遣うゆえのものであると主張している言語学者なども多い。
間違いであるという意見と同時に、根拠のある「間違いではない」という意見もあるため、正誤の判断をすることは難しい。
また、企業によってはこうした言葉遣いが接客用語マニュアルとしてあり、研修でしっかり叩き込まれる。
敬語に自信がない人は、まずはこうした接客用語マニュアルが存在するお店をチェックし応募してみるのも良いだろう。

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